読書の秋

キャッシュレス、チケットレス等々世の中はレス時代。遅れてる私ですらnanacoを多用してる。どんどん進化していくなぁ。本も電子書籍が主流になってゆくのだろうか。

先月末の出張時に読んだ本は合計7冊+オール讀物。殆どが小説なのだけど、唯一のビジネス本で単行本、「セゾン 堤清二が見た未来」が、面白かった。

by糸井重里さんの帯通り、おもしろい。

この本に書かれている当時のセゾンは怖い位にイケイケ感が強くて、新しくて、もの凄い勢いだった。WAVEなんかは格好良すぎて、入るのに緊張してた。渋谷西武もフレディ・マーキュリーが閉店後に貸切でお買い物した、なんて話があって、、あの時代、本当に凄かった。バブルだったから、レスじゃなかった。

初めてのブランドパーティー経験をしたのが、米荘閣。米荘閣のくだりも当時を懐かしく思い出す。閑静な都会のど真ん中、正装した紳士淑女が吸い込まれていく米荘閣。ここは何?ホテルなのか、どんな施設なのか、キョロキョロぱちくり状態の私。東京に圧倒された夜だった。

その後バブル経済が崩壊して、セゾンが米荘閣を売却、のニュース、跡地が野村不動産のマンションになったことも覚えてる。(笑)

堤清二さんだったら、今の時代をどうされるだろう。同じ本を売っていても私はリブロが好きだった。時代の変遷に考えさせられる秋。

これから渋谷西武のお店に行く。まさか自分が渋谷西武にお店を持つなんてあの頃考えもしなかった。ましてや池袋や横浜にまでも。

これまでと、これからを、ちょっとじっくり考えたい、なんて物思うのも秋だから、でしょか。

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